2017年12月31日

自転車とカメラのお話

大晦日ですね。
今年、このブログをご覧いただいた皆様、今年お会いした方々にまずは謝辞を
申し上げます。
新年も良いお年になりますように。



カメラ買いました




3月ごろに何をトチ狂ったのかソニーのa6000を購入しました。
その後SEL70200Gとかいうちょっとした白くて長いレンズも買ってしまいました。


なんでこの組み合わせだったのかというと


・ブログのクオリティアップとかそういうのしたい
・スポーツ写真としてロードレースを撮影したい


というわけでa6000を購入しました。
このカメラの特徴として
・ミラーレス一眼カメラ(像面位相差オートフォーカス)
・11コマ/秒の高速連射(ちょっと調べて貰えればわかりますがCanonの中級機に匹敵する連射枚数)
・小型軽量でロードバイクと相性がよく、なおかつAPS-Cサイズのセンサーを搭載している(小さいけど画質に妥協が無い)

なんでソニーなのか?

iPhoneのカメラセンサー作ってるのがソニー
・ニコンのカメラのセンサー作ってるのもソニー(ニコン設計ソニー製造)
・パナソニックのミラーレスカメラのセンサー作ってるのもソニー
・phase oneっていう業務用の数百万円するカメラの一億画素のセンサー作ってるのもソニー
・ベンチマークのスコアが優秀

と、言うわけで調べてみたらカメラの心臓部であるCMOSイメージセンサー製造において強みがソニーにあるな…と考えて、ソニーに落ち着きました。
以前使ってたCanonのカメラとレンズは全部売却しました。


レンズ→SEL70200G

今まで安いカメラとレンズしか使ってこなかった自分としては、
この15万円するレンズを使って衝撃を受けました。

画質がヤバい


画質がヤバい。


DSC01770
おじさんが高いレンズを欲しがるのも納得のクオリティでした。

また、APS-Cセンサーのカメラでこのレンズを使うと、105〜300mmというかなりの望遠レンズになります。

(スポーツなど被写体との距離が遠くなるほど望遠レンズが効いてくる)

が、一見イケイケのこのカメラとレンズの組み合わせにも弱点がありました。

電池の消耗が速い。


普通、一眼レフカメラ(一眼レフレックスカメラ)はレフミラーというミラーの下にオートフォーカス専用のセンサーを搭載し、ミラーを一瞬だけ跳ね上げてセンサーに光を通すことで無駄な電流をCMOSセンサーに流さずにすんでいるわけですが、
ミラーレスカメラの場合、常にCMOSセンサーに受光させ、EVF(エレクトロ・ビュー・ファインダー、カメラ撮影するときに覗き込む窓です)を電子的に動かす必要があるため、
一眼レフカメラよりも電池の消耗が速い機種があります。

こっちが一眼レフレックスカメラです。
超ざっくりですが、レンズからの光をそのままファインダーに
持って行きます。

こっちが超ざっくりミラーレスカメラです。
電子的なEVFを通してセンサーが受光した光を電子的なファインダーで見ます。

CMOSはとにかく電流を大量に消費するデバイスで、排熱にも各社苦労しています。


予備バッテリ3つ買った



_DSC5103.jpg
_DSC5212.jpg シマノ鈴鹿。
灼熱のサーキットを駆け抜けるロードレース、電池切れに備えて予備バッテリを3つ用意して(うち2つは中華製)望みました。
まぁこんだけあれば一日持ちます。
中華バッテリは純正バッテリの八割ぐらいの容量な感じです。

カメラの撮影アルバイトで何回か3時間/5000枚撮影したこともありますが、なんとか4つめのバッテリーに手を付けずに済んでいます。(先にカメラかメモリーカードが死にそう)

ロードバイクにおけるミラーレスカメラの携行方法


ミラーレスカメラならストラップで肩から下げるのもシャレオツで良いのですが、
この馬鹿でかいレンズにアンバランスなボディですとボディがレンズの重さに耐えきれず死にます。
レンズをホールドして持ち運びするのが理想です。

・レンズをジャージのポケットにぶち込めスタイル


_DSC3318

ミラーレスだからこそ可能な携行方法です。
ほぼ自走で乗鞍岳行ったときもこんな感じでした。
ただしジャージのポケットのゴムが伸びる(重い)という弱点あり。
また雨にも弱い。
ちょっとした撮影やとにかくカバンを背負いたくない人にはいいと思います。
落下にはキヲツケテ!!


それでもスマホのカメラは進化した



ここまでミラーレスカメラの素晴らしさを述べておいて恐縮ですが、
べつにこんな重たい組み合わせのレンズとカメラ使わなくてもスマホのカメラでちょっと工夫すればいい写真は撮れます。
最近はスマホでもPhotoshop expressという素晴らしいアプリをAdobeが用意してくれて出先でサクッと画像を加工できます。無料で使えるのでオススメです。

思い出は色褪せて行きますが、一度撮影した写真は一生モノ。
道具や考え方に縛られず、自由な発想でロードバイクライフが豊かになれば幸いです。

参考:


↑山岳写真の考え方と、カメラ選びの指針は非常に役に立ちました。

https://www.youtube.com/user/ilkophoto


自転車の風景写真とはまたジャンルが違いますが、毎度アツい語り口で
プロフェッショナルのカメラにおける考え方を説いてくれるイルコ・アレクサンドロフ
氏の動画は一見の価値があると思います。




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