2016年5月19日

ギャアオオオオオオオオオ!軽井沢グランフォンド2016最高すぎた




2016年 5月13日



なんか山岳系のロングライドイベントに出たいなぁと思い、なんとなく年始にエントリーしてみた

グランフォンド軽井沢


エントリーしたあとからGSRの日程を調べてみたら、なんと前日の14日。さすがに千葉県から長野県へは遠いなぁ…ということで
土曜を移動日に充てて一路、長野県へ。

この間のGWに長野県に行ったばかりではないか!と思うのだが、まぁこれはこれ。
それはそれ。
エイドも用意され、コースも自転車では普段通れない区間を一部走るので
出来るだけ楽しむことを目標に。

金曜日夜、京都駅へ。
金沢、北陸方面への電車が止まる、0番ホーム。




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金沢駅、23時半


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人もまばらな金沢駅。


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夜になるとその威容がはっきりとわかる。



輪行を解除し、組み立てる。
向かうは北陸・富山県!

国道359号へ。
金沢から富山へ行く時に私がよく使うルートだ。
県境のスノーシェッドを越え、
夜の日本海に浮かぶ富山の街を見下ろしながら下っていく。

そのまま富山の市街地まで359を使い、8号線へ。
8号線はバイパスだったので近くの県道135へ。
魚津市に入る頃、夜が明けてくる。




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8号線とのバイパスにぶつかったが、歩道が広くて走りやすかったので、そのまま歩道沿いに走ることにした。

黒部ダムで有名な黒部川を超える。
あそこだけ雲が薄いのか、何か赤く見える。
さらに8号を進むと、海岸沿いに風力発電機の風車が見えたので、なんとなく寄り道。

海岸沿いで朝を迎えた。
曇りがちだった空は雲が引いていき、暑くなりそうだった。


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海岸の細い暴風林のそばを走ると、
立山・黒部の美しい山々が現れた。
雪解け水をたたえた川と、それに連なるように広がる田んぼがとびきり綺麗だった。
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海岸でかなり時間を潰してしまった。

8号線に戻り、そのまま新潟方面へ。



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割と走りやすい道になっていたが、新潟に近づき、親不知が現れた。

ここは北陸道の難所であり、崖が連続してスノーシェッドが設けられてあり、
見通しが悪い上に上り下りがある。

怖い場所なのである。
車列の切れ目をかいくぐり、なんとか親不知をクリアーし、糸魚川市へ進入。

そういえば今日は糸魚川ファストランの人たちがここをゴールとして飛び込んで来るのか…となんとなく思いを馳せてみる。




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R148へ、姫川沿いに南下していく。




が、ここも先ほどの親不知みたいな難所であったのだ…

スノーシェッド、トンネル、それらが連続し、しかもトンネル内は歩道が無かったり。
ライトを点灯させ、慎重に車列が途切れたりするタイミングを見計らい、
登りではフルダッシュ。
あまりに危険そうな場所はトンネル内の歩道(とよべる程の幅でも無さそうだが)の上を押して歩いた。

しかしながら景色は最高だった。
先に進むに連れて、いよいよアルプスが目前に迫り、山に近づいているのを感じる。

険しくそそり立ち、圧倒される。

道の駅小谷に着いた。
補給も兼ねてりんご羊羹とサイダー。
ここで左脚のクリートの可動域がやけに広く感じたのでクリートを確認すると、
ネジが一本欠損していた。

これは不味い。

海岸で歩いていた時だろうか。恐らくあそこでネジを脱落したと思う。
とりあえず残り2本のクリートネジを軽く増し締め(締めすぎると折れる)し、
長野県の市街地に入るまで加減しながら走ることに。
たくさん歩く時、道が悪そうな時はクリートカバーをしておきましょう!

悪辣なトンネルをかいくぐり、目指す先は

長野県白馬。

長野県に入り、少しずつ標高が上がっていくのを感じる。
ジャケットは脱ぎ捨てた。気温はグンと上がり19度をさす。
ヒルクライムしてて一番快適に登れる気温だろうか。
大型トラックが間近を追い越していく不穏な音も聞き飽きた。
白馬はまだか!

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と、ここでカーブを曲がり、広がる景色に目を奪われた。
本当に、カーブ一つ曲がった先にー
未だ山頂を雪に覆われ、美しくこちらを見下ろす山身体…

"ようこそ 白馬村へ"

花畑が見える。花の種類は、申し訳無いが無学なのでわからないが、
その白馬の山々に色を添えるように咲き。
新緑と空の青。そしてその白さに感動を覚えてしまった。

なんと美しい景色だろう…

しばらく見惚れてしまっていた。
今まで苦労した労力が報われた気がした。
脇道に逸れて、少しだけ写真撮影タイム。

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DSC01758 まだここから長野市へ行かねばならず、まだ登りがあるので休憩していこう。



冷えたコーラを飲みながらアルプスを眺める。
最高だ。愉悦。

長野まで来たら、そばを食べたい。
国道406号を登る前に昼飯。

白沢峠麓のお蕎麦屋さんに飛びこむ。

山菜そば
800円。

もう少し暑かったらざる蕎麦かなー。
山菜の味と蕎麦が美味しい。
水のいい所は蕎麦が美味しい。

腹ごしらえも終わり、国道406,白沢峠を登る。
長野県まで、あと45km。
標高もそんなに高くなさそうなので少しペースを上げていくが、なかなか体がいうことを聞いてくれない。

何人かロードに乗った人とすれ違った。
定番コースのようだ。

白馬の山々がまだこちらを見ている。

と、山頂に到達。
バイクの人が何やら撮影している。
なんだろう…?と見ていたら…!




この構図。
何回かTwitterでも見たことのある、
トンネルが白馬を切り取ったような、意図せず額縁に入ったような。

私も撮らせてもらった。

白沢峠

トンネルを通り過ぎ、ダウンヒルが始まる。
そこからはクネクネした道をひたすらアップダウンするだけの、
普通の田舎道だった。
何箇所か、下りのカーブが激しい場所があり、
あまり気を抜かないように慎重に降った。

長野市の市街地が近くなっても山道は途絶えず、本当にこの先でいいのか?って不安になった、山が近いのだ。

長野駅に着いた。15時40分ぐらい。ここから小諸、そして宿のある佐久平駅付近まで輪行で。

一瞬新幹線に乗ろうかどうか悩んだが、新幹線に一駅だけ乗るのもアレだったので
在来線で。

が、この在来線が結構繋がりが悪く、佐久平駅に着いたのは18時20分ごろだった。

ぴゅんた氏の家にお世話になるのだが、さきの件もあり、予備クリートを買いに行きたい。
ぴゅんた氏の近くの自転車ショップも教えてもらったのでクリートを買ってお家にお邪魔に。
19時すぎ?
もりそばさんとさんにえさんとここで合流。


シャワーをお借りしてみんなで晩飯へ。



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パスタとハンバーグで。
飯を食い終わったあとは温泉に繰り出す。
せっかく長野に行くのでどっか星が綺麗なとこある?
ってぴゅんたにリクエストしたら星の見える温泉に!

標高高いので冷える。温泉との温度差が心地よくてヤバい。

ぴゅんた邸に戻り
茄子のアンダルシアを見ながらビール一杯やっつけて就寝!あしたは4時起き。

睡眠時間はそんなに長くなかったけどぐっすり寝れた。

いよいよ軽井沢グランフォンドだ。
起き抜けにジャージにゼッケンを貼り付ける。
色々支度して繰り出す!
朝飯買い込んで、受付に。
だいたい6時スタート。

気温は11-9度といったところ。
ジャケットが手放せない。

初めてのグランフォンドだが123kmで獲得2300mなのでいつもの練習コースを少しきつくした感じか?
スタート待機列の先頭付近に並んでスタート。
ぴゅんた、俺、もりそばさん、さんにえさんの四人でまったり完走を目指す。





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バイク紹介!まずはさんにえさん(https://twitter.com/segaha)のKOGA A-limited。
フロントバッグにはカメラとジャケットが入ってます。

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今回アテンドしてくれたぴゅんたBMC(https://twitter.com/phunta)。7900デュラエースでアセンブリ。キラッと光る蛍光カラー



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もりそばさん(https://twitter.com/yanagixxx)のBOMA!
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カチューシャがいるよ。 DSC01791






一般道を多くのサイクリニストが走るので、ブルベをもっとはなやかにした感じかな。
あっさり第一エイドに到着。



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パンとチーズ、バナナがもらえた。
特にイタリアチーズがめちゃめちゃ美味かったです…あんまり食いすぎると
死ぬので2つだけもらった!
パンも甘くて最高だった…

第一エイド?第二エイドの東海大キャンパスまでは霧が酷く、
風景は拝めない。
嬬恋パノラマラインを走る。群馬県に入り、キャベツ畑が視界一面に広がる。



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晴れてたら最高の景色なんだろなぁ。
まるでクラシックレースみたいな狭い農道を走ったりヨーロッパの風景と見間違えるような。


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しばらく霧の中を突き進んでいたら、徐々に晴れ間が見えてきた。
つまごいパノラマラインを抜けて再び長野県に戻ってきた。



第三エイド、日本無線。
ここに来るまでに霧が晴れてだんだん天気が良くなってきた。
真っ青な空と緑のコントラスト。

ここの"お焼き"(肉まんみたいなヤツで中に高菜とか突っ込んである)がめちゃめちゃ美味かったのでついつい4つほど食べてしまった…
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第四エイドまで、さんにえさんと一緒になって先行する。
晴れてきたし最高のヒルクライム日和だ!といわんばかりにペースアップ。
気温も上昇し、ヘルメットの下は汗ばむ。
他の参加者を追い越し登る。
エイドまで500mの看板を見つけてテンションアップ。
温泉のあるところの広場がエイドになってた。
DSC01852 ポニーがいた。暑そうであまりこっちを見てくれない。


DSC01847 いちごがおいしかったのでまたお代わりしてしまった。
天然水も湧いておりボトルにたっぷり詰め込んでおく。

あとからもりそばさんが登ってくる。
エイド手前が激坂で、休憩する前に参加者を試す。
ぴゅんたも登って来てまったり。
ぴゅんたが第四エイドから先は林道で道が悪いと教えてくれたのでどんなもんか?と
思って走ってみれば、確かに舗装がめくれたり、ひび割れて轍が出来ていたりして路面が悪い。
グラベルキングの28Cが頼もしい。
23、25Cよりナーバスにならずに、木陰と段差の路面の影が混ざり合って分かりにくいような場所でも
スムーズに走れた。
ハッチンソンのTLタイヤで28Cとかならもっと走りやすいかもしれない。


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途中開けて浅間山が見渡せる場所で。

林道と言いつつも農道みたいなもので、農作業のトラクターが通った土がある。
ブルベで通る田舎道みたいな感じ。
別荘地を抜けて国道に入り、スタート地点の軽井沢プリンスホテルに戻る。
国道は風が強かった。

後ろに海外から来たと思うグループが来ていた。
みんな高そうな自転車ばっかりだ・・・エアロードCF SLXとかLOOK 695フラッグカラーとかw
軽井沢は別荘地として有名で、やはり富裕層つながりだろうか、こういった方が多く見受けられた。しかもどの方もちゃんとロードバイクを乗りこなしてる感じで
好きなのが伝わってくる。
国道では先行して向かい風の盾になった。ゴール手前はゆっくり。
ゴールしたのは16時前ぐらいだったか、おでんとおにぎりが配ってた。完走証をもらい、これにて123km/2500mの旅路の終わりだ。
軽く木陰で4人で談笑したあと、ぴゅんた氏に駅まで送ってもらって、新幹線輪行でズイ~~~っと京都まで。



ご飯(エイド)が最高に良かったのと、ぴゅんた氏の最高のアテンド、好天に恵まれ、最高のGFだった。

2日で400km近く乗ったけど最高の初夏、週末になった。

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