2014年5月30日

Pinarello Dogmaの進化を検証。 New Dogma F8 のホワイトペーパーを読んでみよう

ホワイトペーパーを読んでみようシリーズ、第二弾(?)
です。

Whitepaper DOGMA F8でググってください。うまくリンクできませんでしたwwww


2014年5月26日

【雑談】USB電流電圧計買ったはいいけど・・・wwww

これAmazonで売ってて、「なんとなく便利そうだな?」と思って
買ってみたんですが、どうやらニセモノ のようですw

【訂正版】すごく身近になった!電圧・電流チェッカーRT-USBVA1 pcmanabu



↑によると、ルートアールさんの流通してるものが正解です。
私の買ったのは、粗悪品でした(ハブダイナモ発電にでも使おうと思ってたので、まぁいいか。)

見分け方は、上のリンク先を参照してください。

比叡山ドライブウェイヒルクライム:カテゴリ2位


1位とは1.7秒差の僅差でした。ちょっと緩んでしまったなぁ。

朝4時半ごろ起床。5時出発。
ヤバイ、ちょっと寝過ごしてしまった。会場までAv30km/hでぶん回す。
宇治に入る手前のデイリーヤマザキでコーヒーとパンと和菓子を買っていって
フレームバッグに積める。

国道1号を下って161号へ。会場へ向かう自転車乗りが出てくるのだが、
みんな信号無視を平然としていく。見てられねぇ・・・

なんとか7時前に会場で受付すませてゼッケンやらなんやら受け取って準備完了
AXのサドルも持ってきたけど取り替える時間なし

みどりさん、くぼったーと合流、コーヒーを一本買いに行く。
スタートライン直前のトイレで軽量化。昨日食った激辛焼きそばが出てくる。
ちょっとヒリヒリする。

第一グループでスタート。序盤はゆるい。昨年あれだけ
必死に車載動画(クルマの)見てたはずなんだが、忘れかけてた記憶を
頼りに走る

勾配が緩んだらギアを上げる。心拍計がズレて正常に動作しない。
あ~またか。ハルヒルのときはそもそも心拍計持っていくの忘れたしなぁ。

3kmぐらいのところで青いマシンに乗った人と競り合う。
ゼッケンを見たらBっぽい。

Aクラスの後続をぶっちぎりながら2人で登る

事態が進展したのは平坦区間に入ってから。勾配が緩んだスキにアウターにぶっこんで
加速

後ろを見たら・・・・ピッタリ張り付かれていた。ああ、ヤバイな。
平坦区間はアウターでギチギチになりながら精一杯踏み込んだけど、
昨年の燃え尽きっぷりの方が高いような。

最後のゴールで左コーナーだったのでフィニッシュラインはイン側に居た俺が
先にゴールした?ほぼ同時。

ゴールラインを割って柵のところまで突進して落ちそうになる。ちょっとバックして
青いマシンに乗った人と握手した。その後は水をもらって
実業団の人に混ざりながら集合場所まで。

下山して毎回恒例になっている明治亭のハンバーグへ
肉汁が美味い。


























2014年5月24日

96kmほど

午前中
河川敷をハムスターする。樟葉~御幸橋を32kmでアベ32km/h。
風が強い、心拍はMAX168bpmぐらい。ちょっと追い込んだ時の
フォームを再確認。

シャワー浴びて艦これやって昼寝。

18時から天王寺のムーブメントへ。
GDRのステム受領


2月に注文してたはず。納期伸び伸び。
ロングライド時に効果を発揮するはず。腕の疲れが軽減されるといいけれど。
午前中と合わせて96kmほど走行。

2014年5月23日

eTrex30のマウント摩耗、落下対策

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eTrex30。

GARMINのラインナップ中、登山用であり、自転車用ではないが
ファームウェアの安定性(フリーズしにくさ)と、単三電池、ANT+でケイデンスと
心拍計が使えることもあり
ロングライド派に人気のモデルだが、

マウントが摩耗するにつれて落下しやすい

という欠点があるので、今回はこれを防ぐ対策を取り上げます。

2014年5月21日

休息日とCampagnolo 2015 4arm



ソース→http://www.ciclismo-espresso.com/2014/05/more-from-campy-2015.html

カンパニョーロなら、4アームのうちの一つとクランクアームを統合させてさらに
軽量化できるのにな?と思いました。


PCDは違うっぽいですね。
deda、FSAとも互換性が無いので、各社バラバラのPCDになりました。



月曜はフルレスト。火曜日は朝ポタ10kmだけ。

比叡山ドライブウェイヒルクライムと連チャン。コンディショニング難しい。


アミノバイタルは効果ある・・・
体の重さが軽減される

ハルヒル(榛名山ヒルクライム)カテゴリ5位 その2


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2014年5月18日

ハルヒル(榛名山ヒルクライム)カテゴリ5位

42分40秒で5位でした。
終盤たるんでしまったなぁ。
優勝は霧影君。おめでとう!
詳しいレポートは明日に。

2014年5月15日

Trekにみる3Dプリンターの活用、ほか3Dプリント関連

http://www.stratasys.com/resources/case-studies/consumer-goods/trek-bicycle/color-multi-material





なかなか面白いです。3Dプリンターを活用して、サドル、グリップ、
チェーンステーガード、ヘルメットのプロトタイプを出力。



こちらはフリクションシフターを自作。構造が簡単なので
自作に向いてるみたいです。


Campy 旧エルゴ 11速化 

ayorob.blogspot.jp/2013/08/blog-post_29.html

そしてこちらのブログ。Campagnoloの旧式エルゴパワーの
ラチェットを3Dプリントした部品で置き換え、11速に対応させるパーツが、こっそり出回っているようです。

廃盤のパーツが手に入らなくても、いずれこうやって3Dプリントできる時代がそこまで
やってきているような気がします。











2014年5月14日

5/11 自走で大台ケ原 255km up3867m

距離255km 獲得3867m ソロライド

5月の大台ケ原は肌寒いけれど晴れの日が多い
なんか前日にRaphaで同じようなライドがあったのは帰って来てから知った。

朝飯はご飯大盛り、6時半出発

チョコシロップ2個を持って行くが終盤までに全部飲み尽くした。
大台ケ原まではトンネルが多いので絶対に前後ライトを着けて行かないとダメ。

吉野までは県道37号で。新鹿路トンネルは長さ2466mあるらしい。長いトンネルだ
脚がパツパツになりながらもなんとか大台ケ原の頂上を拝む

コーラ一本190円 飲み干して残りはボトルへ

補給は3回?さっさと帰らないと日が暮れる。帰りは真っ暗な木津川CRをヘロヘロになりながら
帰宅

辛いけど、ハルヒル前にいい刺激になった
でもまだ体がロングライドモードから切り替わってないような気がする。
月曜、火曜日は休息日
月曜は体がダルくて眠くて仕事に手がつかなかった。追い込みすぎたか

今日は体が少し軽い感じがする

2014年5月10日

北海道はでっかいどう(3)

オロロンラインを走り、風車を見届けた。
日本最北端の稚内まではあと40kmほど。
ひたすら進む。

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廃墟が多い。冬が忙しいのだろうか?誰も居ない漁港が点点としている。

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色褪せた風景。網を仕掛けるウキのオレンジ色だけが残ってる感じ。
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海の向こうにある、利尻富士は、雲が流されて、少しずつその山体を晒していた。
途中、道路の待避場所みたいなところに車を止めて、何か海の方へ歩いて行ってる人がいる。
釣りっぽかった。あと、利尻富士を写真に納めたりする人。
信号もなく、誰にも気兼ね無くレクリエーションできるところなんだろうな。


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稚内に入り、風は一層強くなった。
時々吹き飛ばされそうになるほど。
地吹雪の看板がある。風が強い証拠だ。
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海沿いで山が右手にあり、吹き下ろす形で襲ってくる。
ビル風みたいにテンポのない突発的な強い風も吹いてくる。
ロシアめ!!!!(ロシア関係無いです)
この風はずっと吹き続けた。
稚内の市街地に入る前、また寂れた町がある。
抜海。


人の気配が薄い。
朝方は気持ちよく晴れていた空が、重々しくどんよりとした空気に変わっていた。
ちょくちょくフロントバッグに入れていた補給食を食べていたのだが、そろそろ尽きる。
思えば北海道に来て、コンビニ飯以外、なにも食べていなかった。
そろそろ暖かい食べ物が欲しい…
どこか大きな町があればそこで何か食べよう…と常々思っていた。
抜海の町を抜けて、さらにペダルを回す。
稚内:右の分岐があったので迷わずそちらへ。
左へ進むとノシャップ岬へと続いているようだ。
普段なら何ともないような丘だが、ここに来るまでに意外に磨耗してたのか、足が悲鳴をあげる。
風も重く、インナーにいれてクリア。
稚内の町へ。
ここが日本最北端の町…


稚内は活気のある町だった。
昨日まで見てきた北海道の町のなかで札幌に次いで活気があった。
すき家、マクドナルド、車のディーラー、なんだこの充実っぷりは?!
本当に最北端の町なんだろうか。と思わずにはいられなかった。
あぁ、こんなに大きな町なら、食べ物屋さんもあるだろう…と思い、検索してみた。
道の駅?海の駅?があるようで、その建物を探して入っていった。
舞鶴港を訪れた時もあった、地元の漁港からあげたての海鮮の品物が並ぶ、海の駅。

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自転車ラックがあった。なんだろ、すごくうれしいじゃないか…こんな町にまで…
それとも風が強くてラック無しでは自転車は倒れてしまうのかな?
中にラーメン屋があったので、おにぎりと醤油ラーメンを頼んだ。
時刻は12時ごろだっただろうか?人が多かったけれどうまくカウンター席に座れた。


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出てきたラーメンをデジイチで撮影してると、
隣の女の子もミラーレスっぽいので食べる前に撮影してた。
いただきます。
札幌からここまで、ずっとセイコマのお世話になってた舌には、とてもいい刺激になった…特段取り立てて書くようなことも無いけれど、美味しいラーメンだった。
『ごちそうさまです!』
と、どんぶりを置く。
ビンディングシューズにクリートカバー。子供が奇異な目で見てくるが、お構い無しだ。
トイレを済ませ、館内にあったベンチに腰かける。見ると、最北端の町の案内図や、開拓の歴史を教えてくれるパネル展示があった。



そして、
"ここから宗谷岬まで33km"
そうだ。日本の、北の果てまで、あと33kmしかない。
ここまで来たら、行くしかないだろう…!
外の自販機で
ホットコーヒーを飲んだ。立ち止まると肌寒い。
ペダルを踏みしめて、稚内の町から走り出した。
風は重い。
町を抜けて、海岸線を走るのだが、風があまりにも強くて、吹き飛ばされそうになる。
車が追い抜いていくと、空気の塊がぶつかり、まともに立てなくなった。自転車がバランスを崩し、倒れそうになるが、踏ん張った。一度止まると、ステップインすら難しい状況。
『行くだろ!』
何度も問いかけた。
やっとのことで路肩の狭いゾーンを抜けて、歩道のあるところまで来た。
車に跳ねられそうで危険なので、歩道を行くことにした。15km/hも出ない。
風はロシアから吹いているのだろうか。
冷たく重い。
気温は10度あるかなぁ…ってところ。
長いレーパンも履いててちょうどいいくらい。
シューカバーはしてないのですこし冷える。


カモメがたくさん飛んでいる。ミャアミャアと賑やかだ。
交通安全の旗がバタバタと煩く翻る。
この宗谷岬までの30kmが、とても長く感じた。
見えた…!
あれが宗谷岬。丘の先に張り出したモニュメントが見える。
稚内からバスが出てるみたいで、観光地になってた。
フル装備のジャケットやパンツを履いて、傍らに重装備の自転車を携えた私が、とても場違いに見えるほど、軽装の観光客がバスから降りて来てはモニュメントの前で記念撮影をしている。
なかには上半身裸になって撮影をするのもいたり。ヤメテー


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立ち止まると寒いので、手短に私も記念撮影を済ませた。
最北端のモニュメント前で、まどまぎの痛ジャージをおっぴろげて記念撮影しようと思っていたけれど、あまりに人が多いので恥ずかしくて自粛した。



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で、モニュメントからすこし離れたところで撮影したのがこれ。
ん、あまりに風が強くてジャージが飛ばされそうだったのでうまく撮影できませんでした。ごめんなさい()


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寒かったので、モニュメントからすこし離れた最北端のセイコマでホットコーヒーとお菓子を食べた。
帰りにエゾシカの群れと遭遇した。
人には慣れているようで、落ち着いた感じでこちらを見てる。
帰りは追い風で、なにもしなくても勝手に自転車が進む。ハンドルをしっかり握っておかないと、あらぬ方向に進むので、コントロールだけはしっかりしておいた。
稚内の町へ戻る。この往復50km、とてもながく感じた。
公園があったので、そこでトイレをするついでに、宿を予約した。
17時30分ごろ。宿のチェックインは19時00分。

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時間に少し余裕があったので、稚内駅の横の道の駅で、イクラ丼を食べた。
うん。こういう北海道らしいグルメこそ…という感じ。
宿に着く前に雨が降ってきた。軽い雨だ。

ホテル宗谷にチェックイン。
自転車は輪行袋に仕舞って、部屋にもって上がろうと思っていたが、宿主が宿の裏に置いていいですよ。と言ってくれたのでそうすることに。ありがたい。
建物は、昭和の趣がよく残る感じであった。
テレビはさすがに液晶テレビだった。
適当にセイコマで買ってきたおやつなんかをつまみながら、シャワーを浴び、ストレッチ、荷物を整理したりスマホに充電したり。
バス停で二時間仮眠しただけなので、ほとんど寝ていない体に、布団は優しかった。
21時には寝た。


明くる日、私は7時30分に目が覚めた。
たしか、アラームは6時に予約してたはずなのだが、疲労とか睡眠不足で寝過ごしたらしい。
ありゃー。

昨日、宿を予約する前に、札幌までの列車の時刻を調べていたのだが、7時代発の電車に乗ればまだ早い時刻に札幌に戻れる。
次の列車は10時51分だ。
まぁ…いいよね。と布団にもう一度潜り込んでた。
日曜だったのでテレビで仮面ライダーがやってた。
窓の外に目をやると、雨は降っていない。
とりあえず荷物をまとめて、チェックアウト。時間もあるし、郵便局でレターパックを使い、不要な荷物を自宅へと送り返した。
レターパック、ゆうパックは、"ゆうゆう窓口"のある郵便局なら扱いがある。ゆうゆう窓口は、遅いところで24時まで開いてる。
コンビニでもゆうパックが使えるが、レターパックはゆうゆう窓口で使えて、510円だ。


商店街を通るとき、ロシア語の表記が目についた。
かつてはロシアからの観光客で賑わっていたのだろうか。今はシャッターが降り、閑散としていた。
駅に行き、10時51分発の列車の切符も予め購入。

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終点。


稚内駅から、札幌駅まで、特急を乗り継いでも、実に7時間ある。新幹線であれば、東京から博多に行けるぐらいではなかろうか?
北海道は車にとっても、鉄道にとっても、自転車にとっても、広大なのだ。
その7時間、めっちゃ暇だろうなぁ…と思い、本屋さんでラノベを3冊ほど買ってきた。
アクセルワールドの2、3、4巻。
電子書籍なら持ち運びが便利なのだが、電源不要の紙の本もこういうとき便利だ。
輪行袋に自転車を仕舞い、列車に乗り込んだ。
一両編成、ディーゼルエンジン駆動っぽかった。"列車"と書いてたのもそのせい。
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駅のホームに、指宿駅まで3084km、東京駅まで1574kmの表記を見つけたので撮影。
以前に鹿児島県の九州最南端、佐田岬までは行ったことがある。指宿の方はどんなのか知らなかったが、あちらも風力発電が並び、桜島が見えた。果ての景色は、なんとなく似通っていた。
自転車を倒れないように手すりに結び、
アクセルワールドを広げた。
車内は10人乗ってないくらい。
本を読みつつ、時おり窓の外に広がる景色にカメラを向けたりしていた。
名寄駅で乗り換え。また同じような車両、二両編成。

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旭川駅で特急スーパーカムイに乗り換え。
札幌駅に着く頃には18時前だった。
ん、8時間かかったのか…
殆ど移動日だな。


二度目の札幌駅。
札幌に着いて、今度は読み終えたアクセルワールドをレターパックで自宅に送り返した。
レターパック、ちょっと勿体ない使い方をしてしまったかな。今度はタイミングを考えて使ってみよう。
コンビニで補給も終えて、函館へと走り出した。

Google先生の計測では243km!これを走りきれば北海道を縦に貫いたことになる。行こう。
札幌から、函館へと向かうにあたり、中山峠があるのは知っていた。
で、なぜか札幌からずっと上りなのだ。
札幌は盆地?なのだろうか。
しかも中山峠は札幌からわずかに37kmしか離れていないらしい。
最初にメインディッシュがある感じ。
キャノボだと
東京から横浜のとなりに箱根がある感じ。わかりやすい。
ただ国道230号線、交通量が多い。
中山峠の手前に定山渓というのがあり、
ここも割りと有名な観光地みたいだ。温泉街が脇にチラチラ見えた。
札幌の町を離れていくにつれ、星が見えるようになってきた。
そういえば、Twitterのフォロワーさんで、菰野ヒルクライムの時に挨拶させてもらったしおさん(@NISHIO_tcr)が先に北海道に来ており、星が綺麗だった!とツイートしてたのを拝見してた。
なるほど、これが…!

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中山峠のピークに向かうにつれ、空気が澄んでくる。ただ、道は悪かった。路肩はボコボコで、油断するとリムごと死ぬ感じ。夜だし、特に気を付けた。あとトンネルは路肩殆どなし、車に跳ねられそうで怖いw
で、中山峠ちょっと手前で星を撮ろうとしてた。
流れ星!見えた。


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中山峠を下ったローソンで、軽く休憩。
寒い。
長レーパンの上から3/4レーパンを重ねて、シューカバーが無いのでコンビニ袋で防風。
洞爺湖がもうすぐらしい。
車通りも疎らになってきたので走る。
真っ暗な道、ふと道端に目をやると残雪。北海道の夜は静かすぎて耳が痛い。
道の駅洞爺湖に来た。
トイレを済ませて退散。230を外れて湖畔の方へ。
途中、キツネに出くわした。二度目の遭遇。
湖畔沿いはキャンプ地になっており、オートキャンプのサイトがいくつもあった。さすがに深夜(25時)なので、誰も居ないけど、明かりだけは付いていた。
洞爺湖の周りはガードレールの無い道路。道を踏み外せばドボーン。
しかもカーブが多い。
遠くに街が見え、湖面に反射して、幻覚を見ているように思えた。
そして、空を見上げたら…


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スローシャッター30秒、ISO1600
その後は道の駅豊浦で二時間仮眠をとった。眠すぎた。
朝4時ごろ、トイレの壁にもたれて休んでいたところから起きた。曇りで朝焼けは見えなかったが、函館まで残り140kmほどだ。
行こう。

2014年5月8日

北海道はでっかいどう(2)

北海道はでっかいどう(2)
2014年、いよいよGWが始まる。
AM5時30分、起床。
6時30分に準備を整え、フル積載のスコットを携えて、門真駅から大阪モノレールで伊丹空港へ。
この前のやっちゃばフェスでも飛行機で行ったので、見慣れたものだ。
手荷物預かりで自転車を預かってもらう。

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飛行機輪行だ。
いつもの電車輪行と違うところといえばペダルを外しておいたぐらい?

フレームバッグに入れておいたCO2ボンベが金属探知機で引っ掛かった。中身の表示が無いため、とのこと。
TNIのものでした。
ほか、ボトルに水が入ってたのでそれも確認されたぐらいで、預かってもらえた。
飛行機輪行するなら
時間にはたっぷり余裕をもっておいたほうがいいですね。
あと、搭乗口でクリートのボルトが金属探知機に引っ掛かった。カバーを捲って
"そういう用途の靴である"
ことを説明しサンダルに履き替えて通過。空へ。
・大阪から北海道に行くこと
新幹線と特急だと、大阪からだと6~10時間くらいかかるが、飛行機だと1.5時間。
フェリーだと、京都~舞鶴も合わせて
丸一日かかるので、あらかじめ予定を組み立てることができるなら飛行機がベストかも。
千歳空港に着いた。さらに札幌まで移動。
車窓から、広々とした北海道の大地が流れていく。
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札幌駅北口で自転車を組み立て。
肌寒いか?と思っていたら拍子抜けするほど暖かかった。晴れ渡り、最高の晴天だ。
で、飛行機輪行してたので前後タイヤの空気を抜いていたのだが、空気入れが小型のミニポンプしかない。
(突然の死)
ちくわしかない!!!
このミニポンプ、ツール缶にギリギリ入るサイズで携帯性が高くてお気に入りなのだが、やはり一度のポンピングで入る空気の量というのは、知れている。
で、前後だ。
とにかくピストン運動。



シュコシュコシュコシュコシュコシュコ…
30分ぐらい経過しただろうか。荷物を満載し、それでもパンクしないだろうなーと思える程度には空気を入れられたので合格!
自転車屋さんのフロアポンプを借りようと思ったけど英式のヤツしか対応してなかった。要らないと思ってたけどアダプタ、要りますね。米式あればガソリンスタンドでも入れられるかもだし。
とりあえずスタート。リベレイトのサドルバッグに満載で走るのは初めてではないが、ズッシリ来る。ダンシングは封印。
オロロンラインを目指そう。
札幌から石狩の方へ抜けていくと、道路がとても広々している。
四車線はあるかな。路肩も大きい。
雪の捨て場なんかもある。もう5月だが、雪を見て、北海道に居るんだなぁというのを身に染みて実感。


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オロロンラインへ向けて走っていると、ローディが一人。
トレーニングぽかったので邪魔してはいけないと、距離を開けて後ろに。信号の間隔が本州では考えられないくらい広い。
路面は悪い。時おり、海外ではpot hallと呼ばれるような、落とし穴みたいな道路の陥没が路肩に散在し、削れていたり。
タイヤはフロント23、リア25なので普通のロードとさして変わらない太さだ。
フロントも25Cがいいかも。
海へ出た。これがオロロンラインか?



青々と繁った畑が輝くように反射し、綺麗な草原…まるでWindowsXPの壁紙のような。
そんな景色が。
いちおうざっくりとルートラボで調べて来た感じでは、アップダウンは殆ど無いはずだったけど、調べすぎて旅がつまらなくなるのも寂しいので、半分ルートは適当に考えていたのだが、
やっぱアップダウンがある。
カーブをひとつ越える度に海の見え方が変わり、とても楽しい。
信号が無いため、時々意識して止まってはカメラで風景を撮影。




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雪のかかる山々、切り立った崖。
IMG_6045 留萌の手前に、増毛という小さな漁港があって、そこで海鮮丼が食べれる、と聞いていたのだが、いつの間にか時間は19時を回り薄暗くなっていて、
店は全部閉まっていた。オーノー!!


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仕方なく船を見つつ退散。まぁ留萌に行けばなにかあるだろー。
って思ってた。




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留萌駅前に行ってみた。
\なんもねぇ/
商店街はシャッターが降り、閑散とした空気。
せっかくなので何か食べ物屋さん無いかなー?と思いつつ、セイコマを見つけたので補給しつつ検索。
するとカレー屋さんが、こんな北の果てにあるらしい。ザイオンというお店だ。



時間はギリギリ…とりあえず行ってみた。


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なんだか雰囲気の良さそうな店内。
おお、これは期待できる。
「すいません、まだやってますかー?」
「ご免なさい今日は20時30分で終わってて。」
「そうですかーwwwwwwwまた来ますwwwwwwww」
ごめん多分もう来れない。
セイコマ飯うまいよ。うまい。(悲)



留萌を発つ前に、気温が下がってきたのでウェアを着替える。道端で。一瞬だけ(10秒程度)上半身裸になっちゃうけど許して。夜だし。
辺りは濃い霧に包まれ、水滴が眼鏡を濡らす。留萌に入る前からそうだったけど、だんだん酷くなってきた。
気温が下がってるせいか。
ウェアをチェンジ。いつものMT500ジャケットに上もibexのウールなんかを。
ついでにバフも。街灯の少ない夜道なので反射ベストも装備。
完全に冬装備だ。
いざ、オロロンラインへ。
オロロンラインはもっと静かな道かと思っていた。北の果てへと続く道であるし、おまけに夜だ。
違った。とても交通量が多い。トラックも多い。
ちょっとした幹線道路並みに交通量が多いので緊張する。
ざざーん、ざざーん、と波が打ち寄せて、返す音。不気味。
霧も出ている。
日本海の道路がこんな感じだった。寂れた街並みと、静かな夜。
ガーミンの数字はひたすら見ないように。多分この雰囲気と、地図の距離感で ノックアウトされるから。
ちょっとフロントのタイヤの抵抗がデカイ気がする。止まって空気を入れてみる。
と、いいつつ、内心、走りっぱなしで飽きてきた。だって、信号も殆ど無いし、単調でしょうがないのだ。


オイセッとフロントホイールを外し、小さなポンプでシュコシュコ入れてやる。
このポンプ、バルブへのロック機構が無いため、地面に押さえつけてポンピングするときは、口金の下にクリートカバーを置いて体重をかけやすくしてやるといい。
こんな感じ。
しかし眠くなってきた。どこかで仮眠しようか。
なんだか草むらから、怪しい音もするし。
今回の北海道、キツネには二度会った。
どちらも夜だ。絶対にエサや食べ物はあげてはいけない。
ご存じの方もいると思うが、エキノコックスという恐ろしい寄生虫がキツネに居るかもしれないのだ。感染する可能性がある。
そんなわけで、何か適当に道の駅でもあればそこで仮眠していこうと思い、探索モードに切り替えた。
ぼんやりと明るい電球の色が見えた。バス停だ。

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お邪魔します…
脇に自転車を置いて、ガラリ、と扉を開けた。中にはベンチが置いてあり、ここで横になることにした。
ビンディングシューズのバックルを緩め、木製のかすれた色のそれに体を預ける。今夜のベッドだ。
そこでウトウト、二時間ほど休ませてもらった。寒さと、大型トラックの騒音でほとんど寝れなかったけど。
半分覚醒状態から体を起こす。ケータイの時計を確認すると、午前3時51分だった。日の出前だが、うすらぼんやり明るくなっているのがわかった。
行くか。
疲労は取れていないものの、気力と睡眠はチャージ出来た。
夜が明けつつある中で、今まで濃霧で全貌を捕らえられなかったオロロンラインが見え始めた。
ひたすらアップダウンを繰り返す直線路。
朝陽が昇る瞬間、霧が晴れてきた。
自転車を道路の脇に置いて、日が指す瞬間をカメラに納めた。
あまりにも感動的だったので、すこし道を外れた方まで走ってカメラを構えた。



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そこは農地で、なだらかな丘のような場所で、霧が遠くの山にかかって、まるで雲海のような景色を見せていた。
(本物の雲海は見たことが無いが)
そのままオロロンラインを北上した。


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6時ごろ、町を通過。セイコマが開いてたので、立ち寄っていく。
コーヒー、おにぎり、野菜ジュースなど。留萌の町からどれぐらい走っただろう?
風が強く吹き、町にある看板を揺らす。
昨日までの霧が晴れて、素晴らしい晴天へと変化していた。
今度は農地が見えた。サイロがいくつも転がって、たまに牛がいる。


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天塩の町まで来た。
ここから国道40号と分岐していく。海沿いを走り続けるか、それとも陸へ行くか?
国道232を走っていたが、風力発電が見えたので吸い寄せられるように砂利道から
そのままオロロンラインの方へ。
県なら県道、大阪府なら府道、で、北海道なら道道と呼ぶらしい。
道道106、稚内へと続く道。
風力発電の近くにベンチがある。記念撮影。
利尻富士が見えるよ!と案内があるが、どこにも見えない。



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風力発電の近くは、かなり風が強かった。当たり前だけど、そんなところじゃないと、発電効率悪いもんね。

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そのまま走り続けた。
すると、海の彼方に、何か雪山が見えた。
あれか…!


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雲が濃く、さっきの場所からは見えなかったのだ。
デジイチのレンズは、キットレンズ。18-55mm。つまり、およそ3倍にしかならない。
ソニーのコンデジ、HX30Vなら、20倍まで寄れる。こういう使い分けができるのも強みかも。
遥か彼方から姿を表した利尻富士は、思わぬ収穫だ。山体が綺麗な独立峰で、本当に富士山のようだ。
屋根付きのスノーシェルターがあった。まるでトンネル。
この辺の景色は、マリオさんの北海道旅行の時にチラッと拝見してて、とても楽しそうだった。
ただ、真冬で雪だらけだったけれど、北海道の厳しい冬を、感じるなら、冬の方が向いてるかもしれない。

(3)へ続く。

2014年5月7日

北海道はでっかいどう(1)

ベタなタイトルだな・・・

とりあえずログだけさっくりあげときますね。計650kmぐらい。



一日目。千歳空港から札幌駅まで輪行後、オロロンラインへ。

オロロンライン2日目。宗谷岬に行って帰ってくるだけのお仕事

輪行で札幌まで戻ってそこから函館まで自走


函館に到着!



北海道へ行く:準備編

男たちは北へ。


準備編


マシン!

いま、手元にアルミフレームのSCOTT SPEED STER20と、カーボンフレームのニールプライド・アリーゼがある。
飛行機輪行、乗り慣れた感じ、耐久性を考えるとSCOTTで行くしか無い。

タイヤ!

北海道の路面状況がわからないが、とにかく太い方がいいだろう。
また、不意に路面が陥没して、段差でタイヤを切ってしまうことがある。
サイドカットだ。

裏からガムテを当ててやれば治ることはあるが、チューブが歪なカタチに変形して、
精神的に良くない。
なので定評あるレーシングタイヤのコンチネンタルGP4000Ⅱ25Cも
良いのだが、段差にこすった場合のタイヤサイドカットにも強いのは
同・ゲータースキン25Cか、パナレーサーのduroだろう。

というわけでフロントは練習用にいつも履いてるGP4000*700*23C。
リアも練習用そのままパナレーサー・DuroEvo2。


Duroは先代のTypeDの頃使ってたけど、その頃よりトレッド厚(タイヤの厚さ)が減ってる感じで
乗り心地が良くなっていますね
同じ空気圧で乗ってても違います。

ホイール!


フロントはハブダイナモホイールとライトで確定。でも、リムがすり減って来ているので、
そろそろ交換時期かな。

この間、リムの掃除ついでに確認したところ、0.2mmほど摩耗していた。

















カーボンクリンチャーが欲しいが、さすがに手が出ないな。キンリンのXR300に
CX-Rayで組み直してもらおうか?と思ったけど時間切れ。
このまま走ります。

リアはそろそろ寿命なWH-R500。ハブがゴリゴリで近いうちに新しいホイールを買わないと
いけない。

サドルバッグ!

じつはこれ、すごく大きいけれどオルトリーブのサドルバッグLよりわずかに重い程度で、
容量もすごく大きくなる。実に6~14リットル。リベレイトデザインの製品は今まで使ってきて
最高に信頼に足るものだと思っているので、フレームバッグの次はコレに決めた。


ウェア

一番気を使いたいところ。
気温が最高で12度程度ぐらいまでしかあがらないようなので、2月の大阪の
気温ぐらいを想定してやればいいのだろうか?
厚目の防風ジャケット、モンベルのジオライン・LWインナー(もしくはMW)、タイツ。






疑問

電波は通じるのか?


現在、auのLTEスマホを使ってる。どこらへんまで電波が届くのか?

エリアマップ | サービスエリア | au by KDDI http://www13.info-mapping.com/au/map/index.aspx?maptype=lte&code=0107 


国道沿いを走っている限りは電波は届くらしい。
紀伊山地を走っている時もとりあえず国道は電波が入っていたが、県道にそれるとダメだったので
基本電波offモードでカメラのみ運用で電池節約。

荷物の振り分け

使う頻度の低い、着替え、工具、輪行袋なんかはサドルバッグに押し込んで。
補給食は走りながら食べるのでフロントバッグに。といった具合。


カメラ

まぁ、せっかく北海道に行くのだし、何かいいカメラが欲しい・・・
今まで手を出したことがなかった、デジ一に狙いを定めた。

それど、カメラのスペックだけが高くても使いこなせなければ良い写真は撮れない。
なので、カメラだけは先に買っておいて色々なシチュエーションで使って、操作形態や
ハンドリング、取り回し、パラメータについて熟知しておいた。

カメラ選びの指針として考えたのは


・軽さ
・電池寿命
・あとあと趣味として遊べそうな機材
・安い

という3点。ミラーレス機も、軽さと小ささで考えれば良かったけど電池寿命が短いものが
多かったのでパス。

梅田のヨドバシカメラでじっくり触りながら選びました。

X50が重量495g。
X7iが重量580g。
X7が370gとダントツに軽くて迷ったけれど、最初の一眼であるし、壊しても惜しくない
モデルがイイナァと思ってたのだが、

X50が撮影可能枚数が約700枚なのに対し、
X7は約380枚。

これも決め手になりました。ってことで安くてお手軽なKiss X50レンズキットに。
あとサブカメラとしてソニーのHX30V。光学20倍ズーム使えるし、走りながら撮るなら
こっちのが。



































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